犬と暮らすと、健康になり、心も癒やされ安心感を感じ、そのため健康で長生き出来るという研究結果があるそうです。
確かに、犬が家にいると規則正しい生活を送ることができ、運動量も増えます。
そこで今回は、「犬と暮らすと長生きできる」ことについて考えてみました。
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犬と暮らすと長生きできる
動物と共に暮らしている人は、心も身体も健康になれて、長生きできるということは、ほぼ確実だと言われています。
犬と暮らすことで長生きできる根拠について
犬と暮らすことで長生きできる根拠について、7つのことを考えてみました。
- 犬と共に暮らしていることで責任が生まれる
- 犬の散歩などで体を動かすことが増える
- 犬に癒やされ心の安定が得られる
- 犬が生きがいになる
- 犬が家族の絆を強くする
- 血圧が安定する
- 犬の世話など、自分のこと以外に関心の対象ができる
高齢者の方は「気持ち」が大切なようです。
犬と暮らしている人の方はそうでない人より、「自分は健康だ」と感じる方が多いと言われています。
特に女性は、愛犬のお世話をすることが多いので、自分自身を健康であると感じる「健康感」が高いとのことです。
私の祖母も心臓に病気がありましたが、愛犬(マルチーズの女の子)と暮らしていたので、「私が死んだらこの子は生きていけない」とよく言っていました。
一人暮らしでしたが、とても元気で毎日を楽しく過ごしていたのを思い出します。
最近では、高齢者施設や病院などでも、アニマルセラピーを導入されているところが多いようです。
いつもは無表情な入居者さんや患者さんが、犬とふれあうことで笑顔を見せられるという話はよく聞きます。
セラピードッグは、これからいろいろな施設で活躍を見せてくれそうですね。
犬と暮らすと病気の予防もできる?
犬とふれあうことでストレスが軽減するということは、犬と暮らすことが、心の病気などの予防にもなるのではないでしょうか。
ストレスが引き起す病気は数知れません。
そのストレスを軽減してくれる愛犬の存在はとても大きなものです。
少しくらい辛いことや悲しいことがあっても、愛犬の顔を見るとそんなマイナスな気持ちもどこかに消えてしまいますよね。
犬と暮らすと活動量が多くなる
犬と暮らしていると、お散歩やお世話のため体を動かすことが多くなります。
また、家族の生活が愛犬を中心として、規則正しくなるというのも良いところですね。
そして、愛犬を中心に、家族の絆が強まるのは私自身もとても実感していることです。
ただ「家に犬がいる」ということだけではなく、積極的に愛犬のお世話をすることで健康を保つことが出来ると言われています。
さらに、愛犬のお世話をしたり、アイコンタクトを互いに取り合い、ふれあって暮らしていると、オキシトシンという幸せホルモンと呼ばれるホルモンの分泌が活発になります。
そのため、ストレスを感じにくくなり、感情豊かに暮らしていけると言われています。
高齢者が犬と暮らす際の注意点
もちろん、犬と暮らすと長生きできるという研究結果が出ているようですが、注意する点もあります。
- 大型犬は避ける
- 小型犬でも運動量の必要な犬種は避ける
- 愛犬が老犬になった場合に介護が出来るかを考える
- 急な入院などの場合愛犬を預ける場所を決めておく
以上のような点を考えておくと良いでしょう。
犬と暮らすと長生きできるって本当? 最後に
私自身は、3年半ほど前から、家には犬がいません。
愛犬と暮らしていた頃から比べると、やはり、生活も不規則になりがちですし、愛情を注ぐ愛犬がいないのはとても寂しく、ストレスにもなっています。
犬はただ存在してくれるだけで、人間にいろいろなものをプレゼントしてくれます。
人間には、生きがいや自分がいなければ…と思わせてくれる存在が必要なのだと思います。
そんなかけがえのない存在である愛犬と飼い主さんが、共に健康でストレスなく日々を過ごされますように!