「柴ドリル」をご存知でしょうか?柴犬のマズルは細くてすっきりしています。
そんな柴犬が体をブルブルさせるとまるでドリルのよう。
柴犬の飼い主さんがSNSで、そんな柴犬の様子の画像や動画をupされています。
今回は柴ドリルについてと、この行動の理由を合わせてご紹介します。
柴ドリルとは柴犬が鼻を中心に体をブルブルさせること
柴ドリルがTwitterで話題になったのは、海外のTwitterユーザーの投稿から始まったようです。
柴犬は海外でも大人気犬種です。
それにしても、柴ドリルとは、とても素晴らしいネーミング。
特に画像で見ると、本当にドリルのように見えますね。
雨の日のお散歩で体が濡れていたりお風呂に入れると水分を弾くために、柴犬に限らずどの犬種もブルブルします。
スムースコートでマズルが細くて長めの犬がブルブルすると「ドリル」になるようですね。
我が家には、ポメラニアンとシェットランドシープドッグ、ラフコリーがいましたが、シャンプーするとみんなブルブルしていました。
しかし、みんなロングコートなので、ドリルにはなりませんでしたね。
それに、お風呂以外はそれほどブルブルしていた印象が残っていません。
最も最近まで家にいたシェルティはボール遊びが好きで、夢中になりすぎて庭の金網に頭をぶつけたときに、ブルブルしていました。
このブルブルには何か理由があるようです。
それでは、柴ドリルの画像と動画をご紹介しましょう。
どぅるるるる🌀#柴ドリル pic.twitter.com/XuBH4Pfpl5
— pero (@pero_shibawanko) May 24, 2019
こんな感じです。柴犬は被毛が短いので、さらにドリル度が増していますね。
なんだか、微笑ましくユーモアたっぷりです。
ちょっと優しめの柴ドリル。可愛いですね。
柴犬がブルブルする理由
ところで、柴犬はなぜ体をブルブルとさせるのでしょうか?
これは、カーミングシグナルであると言われています。
カーミングシグナルとは、犬が自分自身が興奮しているのを落ち着かせたいときや不安やストレスから自分を守るためにとる行動です。
以下の記事でカーミングシグナルについて詳しくご紹介していますので、よろしければご覧になってみてくださいね。
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また、犬は一つの行動が終わったときや、先ほどもご紹介したように水に濡れたときや耳に異常があるときなどに体をブルブルさせます。
そのため、犬にとっては体をブルブルさせることは、それほど良いことではありません。
体が濡れているのは犬にとってあまり気持ちがいいものではありませんし、興奮していたりストレスから解放されるために行う行動です。
ですから、柴ドリルのシャッターチャンスは偶然であるべきです。
可愛い画像を撮りたいと思う気持ちはわかりますが、それが犬にとっては、ストレスになっている可能性があります。
愛犬が嫌がっている場合は無理に撮ろうとするのは止めましょう。
以下の記事で、柴犬の一種である山陰柴犬についてご紹介していますので、よろしければご覧になってみてくださいね。
山陰柴犬はスリムなので、シャープなドリルになりそうです。
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柴ドリル 最後に
『柴ドリルが可愛い!この行動にはこんな理由があった!』をご紹介しました。
柴犬に限らず、いろんな犬種のドリルが見てみたいですね。
スムースチワワは小さな小さなドリル、秋田犬ならとても大きなドリルですね。
想像するだけで楽しくなります。
犬がブルブルすることにはいろんな理由がありますので、体が濡れていないのにブルブルを繰り返しているときは、体に異変があるかもしれませんので、気をつけて見てあげてくださいね。
それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。