お散歩中に毎日顔を合わせるうちに、愛犬同士が仲良くなることがあります。
すると、飼い主さん同士も仲良くなることがありますよね。
今回は、そんな犬友さんといい感じでお付き合いする方法について考えてみたいと思います。
犬友とのトラブルで多い3つのこと
犬友さんというのは、わんちゃんを通して仲良くなった人なので、本当の友達とは少し違うお付き合いになるようです。
もちろん、犬友さん同士でバーベキューをしたり、海や山へ出かけたり、ドッグカフェやドッグランに一緒に行ったり、普通に友人として仲良くしている方が多いのも事実です。
それは、とてもうらやましいですし、素敵なことですね。
しかし、ときにはちょっとしたことで犬友トラブルに発展することも。
トラブルの原因となることが多いのは以下の3つだと言われています。
犬友さんが愛犬に勝手におやつをあげてしまう
それぞれの家庭でしつけやおやつを与える場面は違います。
ですので、やんわりと「今、ダイエット中なので…」「病院からおやつは1日1回だけと決められているので…」などとお断りするようにしましょう。
犬友さんも好意でして下さっていることだと思いますので、出来るだけやんわりと…が大切です。
もちろん、こちらからも犬友さんの愛犬に勝手におやつをあげるのは厳禁です。
怖がる愛犬に犬友さんが犬を近づけてくる
犬同士でも相性の良し悪しはあります。
飼い主同士は挨拶を交わすことがあっても、犬同士は合わないこともあるので「ちょっと怖がってるみたいなので…」とやわらかく言うと角が立ちません。
お散歩以外でも挨拶はしましょう
お散歩以外の場所で犬友さんに会ったときも、軽くご挨拶をしましょう。
ただ、犬を連れていないときの犬友さんって、気づかないときってありますよね。
後で気がついたら、お散歩のときに軽く「先日は失礼しました」と声を掛けることも忘れずに。
トラブルになることは他にもありますが、あまり気に病まず、犬友さんとの関係はサラリとしたものでよいのではないでしょうか。
それよりも、飼い主さんと愛犬自身の絆を深めることの方が大切です。
私自身には「犬友さん」はいませんでした。たまにお散歩中に会うわんちゃんの飼い主さんと挨拶を交わす程度。うちの愛犬は体が弱かったのですが、犬同士でそれがお尻のニオイを嗅ぎ合うとわかるようです。かかりつけ医にも「弱い個体は攻撃されやすいということかも」と聞きました。
素敵な犬友を作るには
積極的に犬友と仲良くしたいし、愛犬にもお友達を作ってあげたいと思う方も多いと思います。
そんな場合は、以下のことを守って犬友さんとのトラブル回避をされてみてはいかがでしょうか。
最低限の挨拶とマナーを守る
リードを付けること、排泄の片付けをすることはもちろん、すれ違うときには必ず軽く挨拶を交わすようにしましょう。
最低限の挨拶とマナーを守ることは、犬友づくりの前に当たり前のことではありますが、そういったことをきちんとすることで、犬友が出来やすい環境に導いてくれます。
自分の意見を相手に押し付けない
自分のしつけや健康管理などの考え方を、相手の犬友さんに押し付けないことです。
その家庭ごとにしつけのやり方は違いますし、愛犬の健康状態も犬それぞれ。
良かれと思って教えたことでも、相手にとっては押し付けのように感じることもあります。
これは私自身の経験談ですが、1年を通して、散歩のときにこまめに水分補給をさせるように獣医師から指導されていました。それを「散歩中に飲んだり食べたりさせたら駄目」と言われたことがあります。そのときは「獣医さんのアドバイスなんです」と答えたことがあります。相手の方も「そうなんですね」と笑顔で返して下さいました。
犬同士の相性が悪い場合は挨拶程度にしておく
飼い主さん同士は仲良くなりたい相手でも、愛犬同士があまり相性が良くない場合があります。
その場合は、挨拶を交わす程度にしておきましょう。
愛犬にお友達を作ってあげたいし、自分も犬友さんがほしいと思っていても、愛犬同士の相性が悪ければ、どうしようもありません。
どちらにしても、愛犬主体であることを忘れないでくださいね。
私自身も、飼い主さんがとても感じのいい方だったのでお話したかったのですが、愛犬同士があまり相性が良くなかったことがあり、遠くから会釈する程度の関係にとどめておいたことがあります。
犬友トラブル 最後に
飼い主さん同士も気が合って、愛犬同士も仲良しで、いっしょにお出かけするのは楽しくて素敵なことです。
実際そういうお付き合いをされている犬友さん同士もたくさんいます。
しかし、そうではない場合は、お散歩のときに出会ったら挨拶程度にとどめることが賢明です。
トラブルを回避し、お互い心許せる素敵な犬友さんが出来ますように!