このブログを読んでいただいている方の中には、愛犬を見送ったことがある方も多いと思います。
いろいろな考えがあると思いますが、私は「虹の橋のたもと」で愛犬と再会することを心待ちにしています。
そして、私が生きているうちに生まれ変わって来てくれるなら、私のところに来てくれると信じています。
愛犬に贈る 今度生まれて来たときは
今度生まれて来たときはもっと元気な体で
あなたは、ずっと体が弱くて子犬のときから病気ばかりしていました。
本当は、先天的な体の不調があったのに、気づいてあげられなくて今でもずっと後悔しています。
あなたは亡くなる前の1か月だけは、手術のおかげでとても元気でした。
あなたの本当の姿はこんなにやんちゃで元気な男の子だったんだね。
今度生まれて来るときは、もっと元気で丈夫な体で生まれて来てね。
今度生まれて来たときはもっとたくさん遊ぼうね
あなたと暮らし始めた頃、私はとても働きやすい会社で働いていました。
そして、朝のお散歩の後も、ずっとあなたとたくさん遊んであげることが出来ました。
あなたにとって、それは子犬のときからの習慣になっていましたね。
そのあと、私は転職して、仕事がとても忙しくなりました。
家に帰ってくるのがいつも遅くて、いつも疲れていました。
一緒に旅行に行ったり、遠くのお出かけにもあまり連れて行ってあげることが出来なくなりました。
たくさん遊べるのはお休みの日くらいでしたね。
それでも、あなたはいつも私を待っていてくれました。
ある時期、朝に一緒にお散歩に行けないくらい遠い支社に応援に行っていたとき、あなたは自分で自分の手を血が出るほど舐めたり噛んだりしてしまいました。
あなたを病院に連れて行ったら、「大きなストレスを感じているためだ」とかかりつけ医に言われました。
あなたの寂しさより仕事を優先してたなんて、飼い主失格ですね。
今度生まれて来るときは、何よりもあなたの幸せを優先して考えるね。
今度生まれて来たときはもっとたくさん抱っこしようね
子犬の頃によく抱っこしていたから、あなたは大きくなってからも抱っこしてと甘えてきましたね。
出来るだけ抱っこしていたけれど、ときどきは「もう大人なんだから抱っこばかりしないよ」と言ってしまいました。
だけど、子犬のときにいつも抱っこしていたのは私でしたね。
あなたには、それが当たり前のことになっていたのに、私はとても身勝手でした。
今度生まれて来たときは、もっとたくさん抱っこするね。
今度生まれて来たときはいろんなところに旅しようね
あなたと一緒に暮らしていたとき、私はなかなか長いお休みを取ることが出来ませんでした。
あなたと旅行に行けたのも、12年半のあなたの生涯の中で、たった2回だけでした。
時間が出来て、一緒に旅行に行けるようになったときには、あなたはもう旅行に行ける体力がなくなっていました。
今度生まれて来たときは、もっとたくさんいろんなところに旅しようね。
今度生まれて来たときは一人の時間を短くするね
あなたがうちに来てくれた当初、家族全員が仕事をしていて、あなたを一人にしてしまうことが多かったです。
まだとても小さかったあなたは、お留守番のときは、私がいつも使っていたひざ掛けを自分のベッドに持って行ってくるまるように眠っていました。
小さな小さなあなたが、どんな気持ちで、どうやってあんな大きなひざ掛けを自分のベッドに運んだのか、今でも心が痛みます。
今度生まれて来るときは、あなたを一人にする時間を短くするね。
今度生まれて来たときはおいしいものをたくさん食べようね
あなたは子犬の頃から、あまり食べ物に興味を示さない子でした。
まるまるとした兄弟姉妹犬と比べて、あなたはとても小さくて痩せていました。
私があなたに初めて会いに行ったブリーダーさんのお家でも、他の子たちは走って私のところに近づいてきてくれたけど、あなただけは遠くから私を見ていました。
だけど、だからこそ、私はあなたを選びました。
先天的に、腹壁に小さな穴が開いていたあなたは、子犬のときからずっと苦しんでいたことを、私はあなたが亡くなる少し前までわかっていませんでした。
とにかく、食べ物を食べてほしくて、無理をさせてしまいました。
紹介された動物病院に気を使って、病院を変えなかった私のせいです。
きちんと去勢手術を受けていれば、小さな穴を閉じることは簡単だったはずなのに。
今度生まれて来るときは、おいしいものをたくさん食べようね。
今度生まれて来たときはあなたに心配かけないよ
あなたと暮らしていた頃、うちの家の中はとてもひどい状態でした。
あなたは、それをいつも平和に保ってくれました。
家庭内で嫌なムードになっても、あなたを中心に私たち家族は「家族」としての状態を保てていたのだと思います。
家族の誰かが喧嘩をしても、あなたがすっと二人の間に入ることで喧嘩を止めることが出来ました。
そして、私がひったくりにあった日、無事に家に辿り着いた私を迎えてくれたあなたの顔を、私は一生忘れません。
いつも心配かけてばかりでした。
本当にごめんね。
今度生まれて来るときは、絶対にあなたに心配かけないよ。
今度生まれて来たときもあなたを叱ったりしない
あなたは、ほとんどいたずらをしない子でした。
でも、たった一度だけ、私が大切な人からプレゼントされたテディベアを、あなたが自分のベッドに持って行ったことがありました。
思わず、あなたから奪い取った私を許してください。(結局その小さなクマはあなたのものになりましたがw)
あなたはぬいぐるみが大好きで、いつも1つずつあなたに与えていたのは私です。
あなたにとっては、兄がゲームセンターでとってきたぬいぐるみも私がプレゼントされたぬいぐるみも、全部大好きな「ぬいぐるみ」でした。
だけど、あなたはちょっと高いぬいぐるみが大好きでしたw
肌触りが兄弟姉妹犬と似ていたから?
あなたは生後45日でわが家にやってきました。
お母さんや兄弟姉妹が恋しかったからか、いつもぬいぐるみにぎゅうぎゅうに囲まれて眠っていました。
今度生まれて来るときは、あなたの欲しいぬいぐるみを取り上げたりしないよ。
今度生まれて来たときはあなたを病気にさせない
あなたは生まれつき体の具合が万全ではありませんでした。
ブリーダーさんから紹介された動物病院の先生が、「アレルギーのある犬は去勢手術をしない方がいい」と言われて、私はそれを鵜呑みにしてしまいました。(アレルギーと去勢は関係ないそうです)
そして、あなたは一生、具合の悪い状態で過ごすことになってしまいました。
私が一番に気にかけないといけなかったのは、人間同士の義理ではなく、あなた自身の健康でした。
私は、このことだけは悔やんでも悔やみきれないことです。
今度生まれて来たときは、あなたの健康を第一に考えます。
今度生まれて来るときもまた私の愛犬で生まれてね
私はあなたのことが大好きです。
亡くなった今もずっとずっとあなたのことを心の底から大切に思っています。
今度生まれて来るときも、私の愛犬として生まれてきてね。
それがどうしても叶わないのなら、虹の橋のたもとで、私を待っていてください。
あなたに会えることを思えば、私はこれからもこの人生を生きていくことが出来ると思います。
虹の橋へ旅立って
愛犬が亡くなってすぐの頃は、仕事中、テーブルの下であなたのやわらかい被毛を感じることがありました。
亡くなってから49日間は愛犬がまだこの家にいると、私が信じていたからかもしれません。
しばらくして、愛犬の気配を感じなくなったとき、友人から「虹の橋」を教えられました。
本気で信じる信じないではなく、「虹の橋」があると思うだけで、私は立ち直れそうな気がしました。
気持ち悪いとか、そんなものあるわけがないとか、どうぞ、お構いなく。
正直、出来るだけ外には出さないようにしようと思っていますが、愛犬が亡くなって3年半以上が経ちますが、私は未だに愛犬のことを思い出して泣くことがあります。
ロスから立ち直ることはそんなに簡単なことではないようです。
無理に立ち直ろうとする必要もないのかもしれないと、今は思っています。
新しくお家に犬を迎えることを考えると、いつも同じ夢を見ます。
亡くなった愛犬が、暗くて深い森の中で道に迷い、私を探している夢です。
この夢を見ている限り、私は新しい犬を家に迎えることが出来ないのかもしれません。
今度生まれて来たときも 最後に
今日1月7日は、愛犬の誕生日です。
今回のブログは、ただの私の自己満足ブログになってしまいました。
画像もぼやけていて、申し訳ありません。
明日からは、みなさんに有益な情報をお届けできるようにがんばります。